ナオミとカナコは結局逃げ切れたのか・・・どうすれば良かった?
ナオミとカナコは考えさせられるところが多くて好きというのもあります。
ドラマの場合は、殺した旦那の車に最新のナビが付いていて、遺体を運んだときのデータが残ってしまっていたんですよね。
それを元に警察が動き出したのだから、遺体が見つかってしまう可能性も高いと思います。
最終回は結局逃げ切れたのかどうか分からないままです。
でも出国審査?と通り過ぎたのだから、もう出国していて簡単に捕まえることはできないのでしょうか。
それとも警察が飛行機の離陸をストップする権限があるのでしょうかね・・・。
小説の方だと特に埋めた場所が特定されていないし、逃げ切れた感じで終わっています。埋めた遺体が出てこない分には、逮捕することができないでしょうし、逃走は成功したように思います。
こういう小説とかドラマって、曖昧な終わり方にした方がより印象に残るからとわざとこういう風に作るんですよね。
見た側はフラストレーション感じてしまいます。
逃げ切って欲しいなぁ・・・。
でもそれ以前に旦那を殺す以外に方法は無かったのでしょうか。
ナオミが色々案を出すと、カナコはもうどれも考えつくして調べたと言いますよね。
DV旦那から逃れるためのシェルターとか、民間シェルターとか。
でも恐怖に支配されているナオミは、とうてい逃げ切れない。
どうせ見つかって殺されるだけと言います。
確かに逃げても追われていると感じたら、気が休まらないですよね。
でもそれは殺してしまって逃げていても同じだと思います。
もし私なら、自分の住んでいるマンションに旦那にばれないように小型カメラと録音機器を取り付けて、DVの証拠を映像と音声にして残します。
それで腕の良い示談屋さんに介入してもらい(離婚専門の弁護士さんかな?)離婚を請求。もし、追いかけてきたり、次に暴力をふるったら、この証拠を会社(銀行)に突き付けると脅迫して、旦那があきらめるように仕向けるかな。
あんなに会社にこだわる旦那なら、昇進も決まっていることだし、自分だって悪いことをしているのだからそれであきらめるのではないかと思います。
話し合うときは絶対に二人きりではなく、弁護士を通して話します。
でもそれでは無理だと感じているのですよね。
それにしても殺すというのは短絡的すぎると思います。
ナオミは中国から戻ってきてしまったリンさんも、どうしても中国に戻らないというなら消えてもらうしかないねと言いました。
やっぱり邪魔なら排除してしまえという気持ちが強いように思います。
相手をおとしめることをすれば、たとえ相手がどんなに悪くても自分に跳ね返ってきてしまいます。
だから他人の不幸を望むより、自分の幸せを考えた方が良いと思います。
DVかぁ・・・でもあれは本当にひどいですね。
カナコはリンさんのことを好きになってしまっていたように思いますが、優しい分、ちょっと流されやすいようにも感じます。
そもそも私なら、ちょっとでも暴力を振るわれたら速攻出ていきます。
DVされる人って、中身も支配されてるんですよね。
自分が悪いのかも知れないと思ったり、次からはやめてくれるだろうと思ったり。
私は相手が怖いという恐怖が真っ先に来るので、1秒でも一緒にいたくないと思う。
婚活して付き合っていた人がモラハラをしてきた時も、DVこそありませんでしたが、いつそうなっても不思議ではない、DV気質を持った人だと感じました。
男性ってみんな同じとは思いませんが、女性に比べても自己顕示欲が強くて自己中心的な人が多いように思います。
戦争を始めるのも男性だし・・・
なんだか人間不信に陥っています、私。